ジローナ戦で退場となったセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第24節の試合が現地時間17日に行われ、レアル・マドリーがホームでジローナに1-2の敗戦を喫した。マドリーのDFセルヒオ・ラモスは試合終盤に退場処分を受けている。
前半25分にMFカゼミーロのゴールで先制したマドリーだが、後半に2点を奪われての逆転負け。65分にハンドでPKを与えて1枚目のイエローカードを受けていたS・ラモスは、終了間際にも相手選手の顔面付近に足を振り上げたオーバーヘッドキックが危険なプレーとみなされ、2枚目のイエローで退場となった。
スペイン紙『アス』などによれば、S・ラモスの退場はキャリア通算25回目であり、リーグ戦に限れば20回目。すでにスペインの最多退場記録は保持していたが、今回の退場により欧州5大リーグでも歴代最多のレッドカードを受けた選手となった。
過去にはフランスのボルドーやニースなどでDFとしてプレーしたシリル・ロール氏がS・ラモスと並ぶ19回の退場処分を受けていた。S・ラモスは今回の退場によりスペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの5ヶ国のトップリーグでは退場回数が歴代単独最多となった。
セリエAではユベントスなどでプレーしたパオロ・モンテーロ氏の退場16回が最多。プレミアリーグとブンデスリーガでは他の3ヶ国ほどレッドカードを受けた選手はおらず、最も多い選手でも8回となっている。イングランドではパトリック・ヴィエラ氏など3人、ドイツではイェンス・ノヴォトニー氏が最多のレッドカード数を記録している。
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