川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアン【写真:Getty Images】
16日に行われた富士ゼロックス・スーパーカップで、川崎フロンターレが浦和レッズを1-0で下して優勝を飾った。決勝点を記録したFWレアンドロ・ダミアンの活躍は母国ブラジルのメディアでも伝えられている。
ブラジル国内の複数の名門クラブでプレーし、ブラジル代表としても17試合の出場経験を持つL・ダミアン。2012年のロンドン五輪得点王にも輝いた29歳のFWは今季から川崎Fに加入し、リーグ3連覇を目指す王者の新たな武器として期待されている。
ゼロックス杯で先発デビューを飾ると、さっそくチームにタイトルをもたらす活躍をみせた。52分、エリア内に浮いたルーズボールに反応して強烈なシュートを叩き込み、その1点が川崎Fを勝利に導く決勝ゴールとなった。
ブラジル『グローボエスポルチ』は「ブラジル人選手の活躍で日本のシーズンが幕開け」とゼロックス杯について報道。「レアンドロ・ダミアンのファインゴールで川崎フロンターレが勝利」と試合について伝えている。
『UOL』も同様に「レアンドロ・ダミアンがゴールでデビュー」と伝えつつ、得点後のパフォーマンスにも言及。FW小林悠とともに漫画・アニメ『ドラゴンボール』の「フュージョン」のポーズを見せたことも伝えた。
L・ダミアン自身は試合後にツイッターでメッセージを投稿。「いつまでも記憶に残るであろう一日!」「今年一年、さらにタイトルを一緒に勝ち取れますように!」と日本語でコメントを述べている。これから開幕するリーグ戦やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもさらなる活躍が期待される。
【了】