メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
15日に行われたオーストラリア・Aリーグ第19節のウェリントン・フェニックス戦で、メルボルン・ビクトリーの本田圭佑はPKでの1ゴールを記録した。自身の有料メールマガジン『CHANGE THE WORLD』によるインタビューで試合を振り返り、現在のコンディションなどについてコメントしている。
前節の試合に交代出場して負傷からの復帰を果たした本田はこの日もベンチスタート。55分に投入された直後にチームは先制点を奪われたが、67分に本田がPKを決めて1-1の同点とし、そのまま試合をドローに持ち込んだ。
復帰からまだ2試合目、チームが1点ビハインドを背負っているというプレッシャーのかかる場面でのPKだったが、本田は相手GKの逆を取って確実にシュートを叩き込んだ。GKの動きを見た上での狙い通りのゴールだったという。
「試合に勝てなかったのは残念ですけど、僕としては復帰してからすぐにゴールを取れたというのは、まあ、足も今の所問題ないし、自分自身の調子をあげていくためには目に見える良い結果ということは間違いないですね」と本田は久々のゴールを喜んでいる。
現在のコンディションには「満足できない」ながらも、「足は大丈夫です」と本田。「チーム状況を考えると、正直足が良ければコンディションが良くなるまでという悠長なこと言ってられないんで、一刻も早くチームのために、勝ち点取るために、ちょっとブサイクな感じでもピッチに立ち続けなあかんと思いますね」と今後のさらなる活躍への意気込みをみせた。
次節はメルボルン・シティとのダービーマッチとなる。復活を果たした本田は再び調子を上げ、ビクトリーに勝利をもたらすことができるだろうか。
【了】