香川真司【写真:Getty Images】
ベシクタシュのMF香川真司が、トルコリーグ次節で移籍後初の先発出場を飾る可能性が高まっている。
現地時間15日、ベシクタシュはリーグ戦でマラティヤスポルと対戦。香川は加入後3試合続けてベンチスタートとなり、62分に途中出場。2-1の勝利に貢献している。
この一戦では、70分に決勝ゴールを決めたアデム・リャイッチがコーナーフラッグを蹴り飛ばして真っ二つにしたため、警告を受けた。これでリャイッチはイエローカードが累積4枚となり、次節出場停止が決まっている。
セルビア代表のリャイッチは、ベシクタシュで攻撃的MFのレギュラーを務める27歳。チームの攻撃の中心の一人と言える。次節はフェネルバフチェとのダービーマッチで、問題がなければスターティングメンバーに入るはずの選手だ。
香川はリャイッチとの交代で入ったデビュー戦で2ゴールを挙げる活躍を見せている。その試合は81分からの出場だったが、2戦目は67分から登場。今節マラティヤスポル戦は62分からの出場と、徐々にプレー時間は増えている。
リャイッチの出場停止はベシクタシュにとって痛手だが、香川にとっては好機となる可能性も。ダービーマッチで大きなインパクトを残せば、定位置確保に近づくかもしれない。
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