石井謙伍【写真:Getty Images】
タイのサムットサーコーンFCに所属していたFW石井謙伍が東京都社会人サッカーリーグ1部の南葛SCへ完全移籍することが決定した。13日に南葛SCのクラブ公式サイトで発表された。
石井は北海道コンサドーレ札幌のユース出身で2005年にトップチームに昇格。着々と出場機会を重ね、2008年シーズンは出場機会が減り、怪我の影響もあって9試合で無得点だった。2010年に愛媛FCへ移籍し、2013年までプレー。2014年には5年ぶりに札幌に復帰を果たした。昨季はタイのサムットサーコーンFCでプレーしていた。
石井はクラブの公式サイトで「自分が小さい頃に夢や希望、サッカーの素晴らしさを教えてくれた南葛SC。そんなチームに恩返しができるよう、そして同じ北海道出身でコンサドーレ札幌ではチームメートだった松山光選手の魂と共に、今まで培ってきた経験や知識、すべてを生かして南葛SCのために全力を尽くします」とコメントした。
現在、南葛SCで監督を務めているのは元日本代表でジュビロ磐田などで活躍した福西崇史氏。さらに、J2のロアッソ熊本に所属していた元日本代表のDF青木剛も今季から南葛SCに加入している。
Jリーグ参入を目指す南葛SCは元日本代表、Jリーガーを補強し、まずは関東サッカーリーグ入りを目指す。
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