ベンフィカが「10-0」で大勝【写真:Getty Images】
現地時間10日に行われたポルトガル1部リーグ第21節の試合で、トップレベルのリーグ戦では非常に珍しい「二桁得点」が達成された。ベンフィカがナシオナルに10-0という驚異のスコアで勝利を収めている。
前節時点で2位に位置していたベンフィカが14位のナシオナルをホームに迎えた試合。ベンフィカは開始1分でDFアレックス・グリマルドが先制点を奪うと、スイス代表FWハリス・セフェロビッチがさらに2点を加えて前半を3-0で折り返した。
後半にはベンフィカの攻撃がさらに加速。50分、54分、56分、64分と立て続けにゴールを奪ったあと、終盤の残り5分でさらに3点を加えて二桁の10ゴールを叩き出した。
ポルトガル『zerozero』によれば、ベンフィカが二桁得点を記録したのは1964年にセイシャルを同じ10-0で下して以来55年ぶり。クラブ記録は1947年のサンジョアネンセ戦での13-1というスコアだという。
カップ戦などと異なり、ある程度実力の近いチーム同士が対戦するリーグ戦で二桁得点が記録されるのは非常に珍しい。近年では2010/11シーズンのオランダ・エールディビジでPSVがフェイエノールトに同じく10-0という勝利を収めた例が有名だ。
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