レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第23節の試合が現地時間9日に行われ、レアル・マドリーがアトレティコ・マドリーとのダービーマッチにアウェイで3-1の勝利を収めた。マドリーのFWガレス・ベイルはチームの3点目のゴールを記録したが、ゴール後のジェスチャーが問題視されている。
マドリーが2-1のリードを奪って折り返した試合は、74分のベイルのゴールでほぼ勝敗の行方が決した。ベイルはMFルカ・モドリッチからのパスでエリア内へ抜け出し、左足の低いシュートでゴール。マドリーでの公式戦通算100ゴール目になるメモリアルゴールでもあった。
だがスペインメディアでは、得点後にベイルが見せたジェスチャーにも注目が集まっている。ゴールを決めたベイルは両腕を広げて喜びを表したあと、右手を上げて頭の横で振り、さらに左手を右腕に当てながら右手を突き上げるような動きを見せた。
ベイルのジェスチャーは、中指を立てるのと同様の意味を持つ侮辱の仕草ではないかと受け止められている。真意は定かではないが、ブーイングを浴びせていたアトレティコサポーターに対する反感が込められていたのではないかとの見方だ。
スペイン紙『アス』は、現状ではリーガにおいてこういった行為に対してVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を用いた判定が下されることはないとしつつ、チャンピオンズリーグでは今後VARによる判定の対象となることが計画されているとも述べている。
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