ベシクタシュの香川真司【写真:Getty Images】
トルコ1部のベシクタシュに加入した香川真司は、トルコ『beINスポーツ』の番組に出演してインタビューを受け、デビュー戦での活躍や今後の見通しについて語った。
ドイツのボルシア・ドルトムントで出場機会を失っていた香川は冬の移籍市場最終日にベシクタシュへのレンタルが決定。現地時間3日に行われたトルコリーグ第20節のアンタルヤスポル戦に交代出場して新天地デビューを飾ると、出場から16秒での初ゴールも含めて3分間で2得点を挙げる衝撃的な活躍を見せた。
香川はデビュー戦について「上出来すぎるスタートは切れたので、これを継続してやるだけかなと思います」とコメント。ホームデビューが見込まれる9日のブルサスポル戦に向けては「非常に興奮しているし、待ちきれない。土曜日、最高の準備をしてファンの皆さんに良い勝利をプレゼントできるようにしたい」と意気込みを述べた。
ベシクタシュ移籍が決まる以前には、スペインへの移籍を特に希望していることが伝えられていた。今でもスペインでのプレーを望んでいるかどうかについては「一つの夢として、小さい時から持っているのは事実です」と認めつつ、「今はここでのプレーに集中しているので、どうなるかは分かりません」と将来の見通しについての明言は避けている。
いずれにしても、現役生活を長く続けていくことには意欲的だ。「できるだけ長くやりたいですね」「40(歳)でも50(歳)でも。日本では51歳でプレーしている選手もいますし」と横浜FCのFW三浦知良(カズ)にも言及している。
今年3月には30歳になる香川。日本を代表するプレーヤーの一人として欧州で確かな実績を残してきたが、今後もさらなる活躍を続けていくことが期待される。
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