ベシクタシュの香川真司【写真:Getty Images】
ベシクタシュデビュー戦で2ゴールを挙げた香川真司はトルコリーグで初めて得点を挙げた日本人としても名前を残す事になった。
先月31日、ボルシア・ドルトムントからレンタルでベシクタシュ移籍が決まった香川は現地時間3日に行われたトルコリーグ第20節アンタルヤスポル線にメンバー入りした。4-1でリードした81分にピッチに入った香川は16秒後には移籍後初ゴールを記録、さらに3分後には2点目を決め衝撃のデビューを飾った。
なお独メディア『フースバルニュース』は「この29歳はトルコ1部で最初の得点を挙げた日本人となった」と香川の活躍を紹介している。かつてはトルコ1部で稲本潤一(ガラタサライ)や細貝萌(ブルサスポル)、現在は長友佑都がガラタサライでプレーしているが未だゴールを挙げた選手はおらず香川が歴史に名前を刻むことになった。
試合後にはシェノル・ギュネシュ監督が香川を「確かなクオリティを持った選手だ。彼の成功と貢献を期待している。彼にとっても我々にとっても良いことだった」と高評価を与えた。またクラブのホームページでは「この日本のスターがベシクタシュにとってリーグ後半戦に向けた最も価値のある補強だという事をこの2ゴールが証明した」と紹介し香川への期待が今後さらに高まりそうだ。
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