リヨンに敗れたパリ・サンジェルマン【写真:Getty Images】
現地時間3日に行われたフランス・リーグアン第23節の試合で、パリ・サンジェルマン(PSG)はリヨンにアウェイで1-2の敗戦を喫した。これにより、欧州リーグランキング10位までのリーグではイタリアのユベントスが今季最後の無敗チームとなった。
PSGは前節まで20試合を戦って18勝2分けと圧倒的な成績でリーグアン首位を独走。だがFWネイマールを負傷で欠いて敵地に乗り込んだ3位リヨンとの試合では、前半7分に先制しながらも逆転を許して初黒星を喫した。
フランスでは1994/95シーズンのナントが開幕から32試合無敗という最長記録を保持しているが、PSGの新記録への挑戦はここで終了。2位に大差をつけていることに変わりはないが、フランス史上初の無敗優勝の夢も絶たれた。
PSGが敗れたことで、欧州サッカー連盟(UEFA)のリーグランキング10位以内のリーグでは、イタリア・セリエAのユベントスが今季のリーグ戦で1敗もしていない唯一のチームとなった。ユーベは22試合を終えて19勝3分けの成績で、2位に9ポイント差をつけての首位に立っている。
ランキング10位圏外にまで目を向けると、南野拓実の所属するオーストリア(リーグランキング12位)のザルツブルクや、ギリシャ(13位)のPAOKサロニカなども今季リーグ戦での無敗を守っている。
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