マリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユに加入するFWマリオ・バロテッリは、現時点ではイタリアに戻ることは考えていないとしつつ、故郷ブレッシアでプレーしたいという思いは口にしている。イタリアのテレビインタビューでのコメントを伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
バロテッリは冬の移籍市場でフランスのニースからマルセイユへ移籍。新天地デビューとなったリール戦ではさっそくの初ゴールも記録した。2日に行われたスタッド・ランス戦にも先発で出場している。
ニースを離れることが濃厚となっても、イタリアに戻るつもりはなかったという。「イタリアのサッカーは戦術的すぎて少しつまらない。ここ数ヶ月、セリエAに戻ることは具体的に考えはしなかった」とバロテッリは語る。
しかし、幼少期を過ごした町のクラブであるブレッシアだけは例外かもしれない。「ブレッシアでキャリアを終えたいという気持ちがあることは否定できない」と続けている。
近年はセリエB(2部)でも下位に低迷していたブレッシアだが、今季は現時点で昇格圏の2位に位置しており、8年ぶりのセリエA昇格を目指して戦っている。セリエA復帰を果たしたとすれば、マルセイユとの契約が今季末までとなっているバロテッリの獲得に挑戦することも可能となってくるかもしれない。
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