バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
現地時間2日に行われたリーガエスパニョーラ第22節の試合でバルセロナとバレンシアが対戦し、2-2のドローに終わった。バルサのFWリオネル・メッシは2ゴールの活躍を見せたが、負傷した可能性もあることが懸念されている。
ホームで前半32分までに2点をリードされる予想外の展開となったバルサだが、39分にはメッシがPKを決めて1点を返す。64分にもメッシがペナルティエリア手前から左足シュートを突き刺し、試合を2-2のドローに持ち込んだ。
だがその後、メッシは相手選手と接触した際に右足太もも付近を痛めた様子で、ピッチ外に出て治療を受けた。6日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝1stレグのレアル・マドリー戦に影響する可能性も不安視されている。
エルネスト・バルベルデ監督は、メッシの負傷の状態について明言は避けつつ、「違和感があるようだが、これから検査をする。正確なことは分からない。それほど悪くはないと想像している」と軽傷の見通しを示している。スペイン紙『アス』などが試合後のコメントを伝えた。
同紙はメッシが単なる強い打撲を受けたのみであり、国王杯のクラシコに出場することはおそらく可能との見方も伝えている。宿敵との大一番で無事にピッチに立つことができるだろうか。
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