ヴァイッド・ハリルホジッチ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第22節ナント対サンテティエンヌの一戦で、移籍が決まったカーディフへ移動中に行方不明になったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラに敬意を払い、試合開始9分に試合を一時中断し、スタジアムにいた全員で拍手を送った。
ナントの選手全員の背中には各々の背番号とサラの名前が記載されていた。また、サラの背番号である「9」にちなみ、試合開始9分に試合が止まり、ナントサポーターがサラのチャントを歌ってスタジアムにいた全員が拍手を送っていた。
すると、ナント指揮官ヴァイッド・ハリルホジッチが目に涙を浮かべ、涙を拭う場面が映し出された。消息不明となった教え子に対して悲しみをあらわにした。
また、仏紙『レキップ』によると、1-1の引き分けとなった試合のあとハリルホジッチ監督は「私はそんなに長く話したくない。話し始めるとまた泣いてしまうからね。彼とは良い関係だった。3ヶ月間とても多くの言葉を交わしたよ」と話していたという。
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