モナコ行き濃厚と見られていたドルトムントに所属する29歳のMF香川真司。しかし、トッテナムのMFジョルジュ＝ケヴィン・エンクドゥのモナコ移籍が確実視されたため、香川のモナコ行きは消滅するかもしれない。30日に仏紙『レキップ』が報じている。

　今季のリーグ戦で2位バイエルン・ミュンヘンに勝ち点差6をつけて首位に立つドルトムントにおいて、香川はポジション争いに苦戦していた。今季ここまで公式戦4試合の出場にとどまっており、指揮官ルシアン・ファブレの構想外となっている。そのため、冬の移籍市場で退団する可能性は高く、その移籍先候補としてモナコが浮上していた。昨日、海外メディアは香川のモナコ行き濃厚と伝えている。

　しかし、状況は一変した。同紙によると、エンクドゥのモナコ移籍が決定的になったとのこと。それによって「モナコは香川を獲得しない」と同紙は伝えている。モナコ行きの可能性が減少した一方で、今度はトルコ1部ベシクタシュ行きの可能性が再浮上した。

　トルコ紙『ヒュッリイェト』はタイトルに「香川がベシクタシュにやってくる」とつけ、「メディカルチェックの後、正式な契約書にサインすることが期待されている」と報じ、香川のトルコ行きを伝えている。果たして、香川の移籍先はどのクラブになるのだろうか。

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