チェルシーのオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーは、FWゴンサロ・イグアインが加入した影響もあり、退団してフランスに帰国する可能性も示唆している。フランス『カナル・プリュス』に語った。
昨年1月にアーセナルからチェルシーに加入し、ロシアワールドカップではフランス代表の優勝にも貢献したジルーだが、今季のプレミアリーグで先発出場は6回のみ。交代で起用される試合が大半であり、得点は11月のトッテナム戦で挙げた1点のみにとどまっている。
冬の移籍市場では、新たなライバルとしてユベントスからイグアインがチェルシーに加入した。FWアルバロ・モラタはチェルシーからアトレティコ・マドリーへの移籍がほぼ確実になったとはいえ、ジルーにとっては引き続き厳しいポジション争いが予想される。
イグアインの加入決定直前に行われたインタビューで、ジルーは「クラブがイグアインのような別のストライカーを獲得すると決めるのなら、チェルシーでの僕の未来は間違いなく暗いものになるだろう」とコメント。エデン・アザールが「9番」の位置で起用されることも含め、状況が厳しいことを認めている。
「フランスへの復帰にノーと言うことは絶対にない。リヨンとマルセイユは2つの素晴らしいクラブだ」とジルーは母国復帰にも意欲を見せつつ、「優先したいのはプレミアリーグ残留だ」と付け加えている。
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