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サラ乗せた不明機の捜索再開。寄付金はムバッペの374万円などで目標超え

text by 編集部 photo by Getty Images

エミリアーノ・サラ
ナントのエミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】

 FWエミリアーノ・サラを乗せてフランスから英国へ向かう途中で行方不明となった小型機の再捜索が開始された。仏紙『フィガロ』などが伝えている。

 フランス1部のナントからプレミアリーグのカーディフ・シティへ移籍することが決まった28歳のサラだが、現地時間21日夜に同選手を乗せて英国へ向け出発した小型機は英仏海峡上で消息不明となった。小型機にはサラとパイロットの2名のみが搭乗していた。

 現地警察当局は3日間にわたる海上捜索を行ったが機体は発見されず、24日に捜索の打ち切りを発表。だがサラの家族やサッカー選手・クラブ、ファンなどから捜索続行を求める声が上がり、アルゼンチン大統領から英国とフランスへの公式な要請も行われていた。

 オンライン寄付サイトを通して、捜索資金とするための寄付金募集も行われた。30万ユーロ(約3740万円)を目標額に設定して行われていた寄付は、28日にその目標額を達成。多くのサッカー選手からも寄付が集まり、公開されている内訳によれば、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペの名前で3万10ユーロ(約374万円)の寄付が行われたのが最高額となっている。

 27日からはこの寄付金を用いての独自捜索が開始され、2艘の船が小型機が行方不明となった海域へ出港。沈没船などの発見のスペシャリストとして知られる海洋学者デイビッド・マーンズ氏も捜索に参加し、機体の発見を試みているという。

【了】

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