パリ・サンジェルマンのクリストファー・ヌクンク【写真:Getty Images】
バルセロナのMFデニス・スアレスの獲得が困難となったアーセナルは、新戦力としてパリ・サンジェルマン(PSG)のU-21フランス代表MFクリストファー・ヌクンクの獲得に向けた交渉を行っているという。英メディア『BBC』などが伝えている。
冬の移籍市場でデニス・スアレスの補強に向けて動いているとみられていたアーセナルだが、交渉は難航した模様。買い取りオプション付きレンタルでのオファーに対し、完全移籍を希望するバルサ側が難色を示し、交渉が決裂したと報じられていた。
新たなターゲットとして、アーセナルはPSGに所属する21歳のMFに目を向けたようだ。PSG下部組織出身のヌクンクは2015年にトップチームにデビューし、現アーセナルのウナイ・エメリ監督が率いていたチームで徐々に頭角を現してきた。
アーセナルはヌクンクを買い取りオプション付きレンタルの形で獲得することを望んでいるようだ。現時点では交渉の初期段階だが、アーセナルは交渉を進めていくことに意欲を示しているという。
一方、デニス・スアレスの獲得の可能性が消えていないとの見方もある。英紙『デイリー・メール』は、同選手がセビージャ時代の指揮官であるエメリ監督との再会を熱望し、アーセナルへの「夢の移籍」を諦めてはいないと伝えている。
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