オーストラリアのメルボルン・ビクトリーに所属する本田圭佑は負傷から順調な回復を見せているようだが、ケビン・マスカット監督は具体的な復帰日の見通しを断定することは避けている。オーストラリアラジオ『1116SEN』が伝えた。

　本田は今季Aリーグで開幕から8試合連続フル出場したあと、負傷のため戦線離脱。一旦は復帰に近づいていたが、年明け後の検査で改めて負傷が確認され、さらに4週間程度の離脱を強いられる見込みだと発表された。

　マスカット監督は本田の現状について、「非常に順調だ」とコメント。「リハビリがこの段階まで来れば、ほぼフィジオの手からは離れる。次のステップへ進むことができるようにいくつかのテストをしなければならない」と話している。

「（復帰まで）あと1週間になるのか、10日なのか、2週間なのかは分からない」と指揮官は復帰日について明言は避けつつ、「リハビリは本当に順調だ。戻ってくるのを楽しみにしている」と本田への期待を述べた。

　開幕から2連敗のあと6連勝を収めていたビクトリーは、本田が不在となったその後の7試合で3勝3分け1敗。現在は首位と4ポイント差の3位に位置している。26日には2位のシドニーFCをホームに迎えて上位対決が行われる。

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