ヴァランタン・ロンジェ【写真:Getty Images】
リーグアンのナントに所属する24歳の主将MFヴァランタン・ロンジェが、消息不明になったエミリアーノ・サラに対する黙祷をしないようサポーターに求めた。24日に仏紙『レキップ』が報じている。
ナントに所属するサラは、プレミアリーグのカーディフ・シティへ完全移籍することが決まっていた。現地時間21日、パイパーPA-46という軽飛行機にサラを含む二人が乗り、ナントを飛び立った後、オルダニー島付近でレーダーから消失し行方不明に。捜索が行われたが、現在もまだ見つからず。
悲観的なニュースが飛び込む中、ロンジェはサラの生存を諦めていない。同紙によると、木曜日の練習にサポーター約300人が集まったという。ナントの選手とスタッフがサポーターと対面し、代表としてロンジェが「黙祷はしないでほしい。手も合わせないでほしい。僕たちはまだ希望を持っているから」と訴え、「遺体が見つからない限り、喪について話すことは辞めよう。家族を尊重し、最後まで信じ続けよう」と語ったとのこと。
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