セネガル代表のムサ・ワゲ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するセネガル代表DFムサ・ワゲは、Bチームの試合で観客の顔を手で押した行為によって退場処分を受けた。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
セネガル代表として昨夏のロシアワールドカップに出場し、日本代表との試合でゴールも挙げた20歳のワゲは、昨夏にベルギーのオイペンからバルサに加入。現在はバルサBでプレーしている。
10日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)のレバンテ戦ではトップチームで初めてのベンチ入りも果たした。だが、19日に行われたセグンダB(3部)のエヘア戦では失態を犯してしまった。
ピッチサイドのすぐそばに観客席があるスタジアムで行われた試合で、タッチラインを割ったボールが観客の中へ。ワゲはボールをすぐに返してもらえなかったことに苛立った様子で、観客の一人に向けて手を上げて顔のあたりを押した。主審はこの行為に対してレッドカードを提示した。
ワゲは数試合の出場停止処分を受ける可能性もあるとみられている。コパ・デル・レイ準々決勝のセビージャ戦でトップチームデビューを飾る可能性もあったかもしれないが、出場が認められるかどうかは定かではない状況となった。
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