ポルトのエデル・ミリトン【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、ポルトに所属するブラジル代表DFエデル・ミリトンを来季獲得することが合意に達したとみられている。スペイン紙『アス』が20日付で伝えた。
現在21歳のミリトンは2017年にサンパウロでデビューし、昨夏にポルトへ移籍。9月にブラジル代表デビューも飾った有望株であり、欧州屈指の若手センターバックとして高い評価を受けている。
イングランドのマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、チェルシーなどもミリトンの獲得に関心を示していると報じられていた。だが、移籍先はマドリーとなる可能性が高くなっているようだ。
マドリーはポルトとミリトンの契約に設定された契約解除金5000万ユーロ(約62億円)の満額を支払うことを決めたという。その上で、ミリトン本人とも口頭で合意に達したとみられている。契約により移籍金の10%は前所属クラブのサンパウロに支払われることになる。
冬の移籍市場での獲得を試みる可能性もあると予想されていたが、加入は来季からとなることが見込まれている。今季をポルトで戦い終えた後、スペインに戦いの場を移すことになるのだろうか。
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