フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律は、オランダの名門アヤックスでプレーできる力も十分にあると評価されている。元アヤックスのFWリカルド・キシュナおよびフローニンゲンのダニー・バイス監督がオランダ『FOXスポーツ』で堂安を称賛した。
フローニンゲンでの活躍で高い評価を受けている堂安に対しては、欧州の多くの主要クラブが獲得への関心を示しているとみられ、遅くとも今季終了後には移籍することになると予想されている。アヤックスも移籍先の候補だと言われるクラブのひとつだ。
かつてアヤックスでプレーし、現在はラツィオからオランダのADOデン・ハーグにレンタルされているキシュナも堂安の力を認めている。「堂安は本当に良い選手だと思う。すごく技術が高くて重要な選手だ。ゴールもアシストもできる。アヤックスでやれる力があるのは間違いない」と語った。
一方バイス監督は、堂安に対して具体的なオファーがあるかどうかについては言及を避けつつ、「他のクラブが獲りにくるのはチームの最高の選手たちか、出場機会の少ない選手たちのどちらかだ」とコメント。堂安はその前者だとしている。
「別格の選手であることはあらゆる部分から見て取れる。非常に高いスキルがあり、一緒に仕事をしていて素晴らしいタイプだ。フィジカルも強い。まだ20歳の若さであり、大きなポテンシャルを秘めている」と監督は堂安を評した。
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