アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ第22節の試合が現地時間20日に行われ、ヘントがアンデルレヒトに1-0の勝利を収めた。アンデルレヒトのMF森岡亮太は後半開始から交代出場している。
首位に14ポイント離されての5位という成績で2018年を終えたアンデルレヒトは前監督を解任し、フレット・ルッテン新監督が就任。ウインターブレーク明けのヘント戦が新監督の初采配となった。
新加入のオーストリア代表MFペーター・ジュリのコンディションが万全ではないこともあり、攻撃的MFには森岡あるいはピーター・ヘルケンスのどちらかが起用されると予想されていた。ルッテン監督はヘルケンスを先発に選んだが、負傷のためハーフタイムで森岡と交代することになった。
しかし、74分に退場者を出したアンデルレヒトはその直後に1点を奪われて敗れる結果に終わっている。ルッテン監督はヘルケンスから森岡への交代もチームにネガティブな影響をもたらしたと考えているようだ。試合後に『プレイ・スポーツ』でコメントしたとしてベルギー複数メディアが伝えた。
「前半は良いプレーがたくさんできていて、少なくともチャンスの数はヘントと同じくらいだった。だが後半、特にレッドカード以降はそれが終わってしまった。ピーターの交代を強いられたあと別のタイプの選手(森岡)が入ったが、守備面が弱くなってしまった」と指揮官は話している。
今季前半戦では出場機会を得るのに苦戦し、冬の移籍市場でアンデルレヒトを離れる可能性も高いとみられていた森岡。ポジション獲得に向けて新監督にアピールしたいところだったが、順調なスタートを切ることはできなかったようだ。
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