マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール暫定監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第23節の試合が現地時間19日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがホームでブライトンに2-1の勝利を収めた。オレ・グンナー・スールシャール暫定監督はクラブ新記録を達成するとともに、プレミアリーグ記録にも並ぶ就任からのリーグ戦6連勝を達成している。
プレミアリーグで苦しい戦いが続いていたユナイテッドは、先月18日にジョゼ・モウリーニョ前監督が退任。クラブOBであるスールシャール氏を暫定監督に迎えると、突然のように復調を果たした。
就任初戦のカーディフ・シティ戦に5-1の大勝を飾ったのを皮切りに、スールシャール監督率いるユナイテッドはプレミアリーグとFAカップで連戦連勝。前節のトッテナム戦にも勝利を収めたことで就任から公式戦6連勝となり、伝説的名将であるサー・マット・バスビー氏の保持していたクラブ記録を73年ぶりに塗り替えた。
ブライトン戦でも勢いは止まらず、リーグ戦4試合連続となるFWマーカス・ラッシュフォードのゴールなどで勝利。英メディア『BBC』によれば就任からのリーグ戦6連勝はクラブ新記録となった。
また、他クラブを含めても就任からリーグ戦6連勝というのはプレミアリーグでわずか3人目の快挙。過去にはカルロ・アンチェロッティ監督とジョゼップ・グアルディオラ監督のみが達成していた。
アンチェロッティ監督は2009/10シーズンのチェルシー、グアルディオラ監督は2016/17シーズンのマンチェスター・シティでそれぞれ6連勝スタートを切ったが、ともに7試合目で初黒星を喫した。スールシャール監督は、29日の次節バーンリー戦にも勝利すればリーグ新記録を樹立することになる。
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