リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第23節の試合が現地時間19日に行われ、リバプールとクリスタル・パレスが対戦。ホームのリバプールが4-3の勝利を収めた。
エースのFWモハメド・サラーはこの試合で2得点を記録してチームの勝利に貢献。1点ビハインドで迎えた後半開始直後に同点ゴールを決めたのに続いて、75分には3-2の勝ち越しゴールを挙げた。
サラーはこれで今季プレミアリーグ23試合に出場して16得点。14点で並んでいたアーセナルのピエール=エメリク・オーバメヤンとトッテナムのハリー・ケインを引き離し、得点ランク単独首位に浮上している。
得点王に輝いた昨季の32ゴールと、2013/14シーズンにチェルシーで記録した2ゴールを加えて、サラーはプレミアリーグ通算50得点を達成したことになった。チェルシーで13試合2得点、リバプールで59試合48得点、合計72試合の出場で50点に到達している。
英メディア『スカイ・スポーツ』によれば、72試合での50点到達はプレミアリーグ歴代4位タイとなる記録。アンディ・コール(65試合)、アラン・シアラー(66試合)、ルート・ファン・ニステルローイ(68試合)に次いで速く、現サガン鳥栖のフェルナンド・トーレスがリバプール時代の2009/10シーズンに達成していた記録に並んだ。セルヒオ・アグエロ(81試合)やティエリ・アンリ(83試合)の記録を上回っている。
また、アフリカ出身の選手では歴代8人目となるプレミアリーグでの50得点達成。チェルシーで活躍したディディエ・ドログバが最多の104ゴールを記録している。
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