吉田麻也【写真:Getty Images】
UAEで開催中のアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表は19日、21日に対戦するサウジアラビア戦を前に練習を行なった。
前節のウズベキスタン戦では裏に抜けられて失点した場面もあり、日本の弱点だと考えられている。サウジアラビア代表もその部分を突いてくる可能性はあるだろう。それを防ぐ方法として吉田麻也は「1つは相手のカウンター受けないようにしっかり攻撃で攻め切るということと、悪い形でボールを取られないってことが大事になってくると思います」と語り、どう対策するかを答えた。
また、サウジアラビア代表はFIFAランキング69位の難敵。早くも決勝トーナメント1回戦で当たることになったが「1位になっても2位になってもオーストラリアとか韓国とかサウジとかイランとかやらなきゃいけないチームはこれから決勝トーナメントは出てくるんで。あんまり問題というか、僕個人的にはどっちに転がってもいいかなと思ってたんで、あんまり気にはしてないです」と話した。
ただ、決勝トーナメント1回戦は「次からが本当のアジアカップが始まるなっていう気持ち」と捉えており、「一発勝負なんで、1つのミスが命取りになる。予選ではね、そのミスが途中でカバーできる可能性があると思いますけど、次からそれはないですし。もっとしびれる試合が多くなるんじゃないかと思いますけど、そういう試合をこれから最大4試合できると思うとチームにとっても非常にプラスじゃないかなと思います。勝てばね」と、気を引き締めている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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