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日本代表 6年前

日本代表、アジアカップGL総括。予想外の苦戦続きも、ポジティブだった「総合力」の追求

17日に行われたAFCアジアカップ2019・グループリーグ第3節でウズベキスタン代表を2-1で下したことにより、日本代表は首位で決勝トーナメント進出を決めた。初戦そして2戦目と思わぬ苦戦を強いられた森保ジャパンだったが、もちろんポジティブな面もあった。サウジアラビア戦に向け、まずはグループリーグの戦いを振り返っていきたい。(取材・文:元川悦子【UAE】)

text by 元川悦子 photo by Getty Images,Wataru Funaki

「(サウジは)うまくて強い」(森保監督)

森保一
18日、練習はオフだったがメディア対応を行った森保一監督【写真:舩木渉】

 9日の初戦・トルクメニスタンの3-2の辛勝に始まり、13日のオマーン戦の1-0、17日のウズベキスタン戦の2-1と3連勝の勝ち点9でAFCアジアカップ2019F組を首位通過した日本代表。ここから決勝トーナメントに突入するが、21日のラウンド16の相手は強豪・サウジアラビアに決まった。

 サウジはヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制だった2017年9月のロシアワールドカップアジア最終予選ラストマッチで0−1の苦杯を喫したチーム。ホームでは辛うじて2−1で勝利したものの、中東開催の今大会では相手が有利だ。

「(サウジは)うまくて強い。まだしっかりは見てないですけど、ワールドカップにも出るような国で、アジアの中でもトップクラスのチームだと思います。相手のことをしっかり研究し、分析して、試合にのぞみたいと思っています」と森保一監督は練習オフの18日昼、メディア対応を行い、ここから大一番に向けて急ピッチで準備を進めていくことを明らかにした。

 ここまでの戦いを改めて振り返ると、初戦から日本は大苦戦を強いられた。FIFAランクでは格下のトルクメニスタンに前半のうちから先制を許す劣勢を強いられた。後半に絶対的1トップ・大迫勇也の2発と20歳の新星・堂安律の1発が飛び出して逆転したものの、終盤の試合運びのまずさを露呈。1点差に詰め寄られる危ない展開を招いてしまった。

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