カタールのクラブであるアル・ドゥハイルは、新監督としてジョゼ・モウリーニョ氏の元アシスタントであるルイ・ファリア氏の就任が決定したことを18日に発表した。

　ポルトガル出身のファリア氏は現在43歳。2001年にウニオン・レイリアの監督に就任したモウリーニョ氏のアシスタントに就任して以来、ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドで17年間にわたってモウリーニョ氏の右腕として数々のタイトル獲得に貢献してきた。

　昨季終了後にユナイテッドを退団し、キャリアを開始して以来初めてモウリーニョ氏とは別の道を歩むことに。監督としてのデビューの地はカタールとなることが決まった。アル・ドゥハイルの発表によれば、欧州主要クラブからの複数のオファーを断って就任に応じたとのことだ。

　ポルトガルメディアでは、アル・ドゥハイルは新監督の母国でプレーするポルティモネンセのFW中島翔哉の獲得に向けたオファーを出しているとも報じられている。『オ・ジョーゴ』によれば、ポルティモネンセとの契約に設定された契約解除金の4000万ユーロ（約50億円）に近い金額が提示されているという。

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