バルセロナのマルコム【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するブラジル人FWマルコムは、トッテナムへの移籍に向けた交渉が開始されたとみられている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
フランスのボルドーで活躍を見せて評価を高めたマルコムは、昨年夏に4100万ユーロ(約51億円)だとされる移籍金でバルサに加入。だが出場機会を得るのに苦戦し、これまでリーグ戦5試合を含む公式戦10試合の出場にとどまっている。
一方のトッテナムは、エースのイングランド代表FWハリー・ケインが13日のマンチェスター・ユナイテッド戦で左足首を負傷。3月上旬頃まで離脱を強いられる見通しとなり、新たなFWの補強に動く可能性があるかもしれない。
両クラブは16日にマルコムの移籍に向けた交渉を開始した可能性があるとみられている。17日の国王杯レバンテ戦の招集メンバーからマルコムが外れたことも移籍への兆候ではないかとされている。
移籍の形式はシーズン終了後の買い取り義務オプションを付けたレンタルが見込まれるという。米『ESPN』は、バルサは昨夏に支払った4100万ユーロを上回るオファーが届けばマルコムの放出に応じる考えだとも伝えている。
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