ペトル・チェフ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する元チェコ代表GKペトル・チェフが今季限りで現役を引退することを自身のツイッターで15日に発表した。
チェフはFCヴィクトリア・プルゼニの下部組織出身で、1999年にFKフメル・ブルシャニでプロデビュー。2001年にスパルタ・プラハに移籍すると、2002年にはフランスのレンヌに移籍した。そして2004年から2015年までチェルシーでプレーし、2015年に同じロンドンのライバルであるアーセナルへ移籍した。
また、世代別のチェコ代表にも選ばれていて、2002年から2016年までフル代表でプレー。チェルシー時代の2006年10月14日のプレミアリーグ第8節レディング戦で頭蓋骨陥没骨折の重傷を負い、一時は意識不明に陥って選手生命の危機に陥ったが、奇跡的な回復で2007年に復帰した。骨折は完治しているが、今でも試合時にはヘッドギアをつけている。
チェフはツイッターで「今年はプロ生活20年を迎える。ちょうどこの20年という節目の年で引退を宣言するのが良いと思った。アーセナルで引退まで優勝するために全力を尽くす。ピッチを離れてどんな生活が待っているのか楽しみ」とコメントした。
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