武藤嘉紀【写真:Getty Images】
UAEで開催中のアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表は14日、17日に対戦するウズベキスタン代表戦を前に練習を行った。日本代表に招集されている武藤嘉紀は、練習後の取材に答えている。
オマーン戦から一夜明けて頭の整理はできたか聞かれると「そうですね。昨日やっぱり最後出られたのは良かったですけど、結果的に自分自身ゴールも取れなかったですし。けどあそこで一緒にプレーして、コミュニケーションも、合わなかったところはしっかり修正したいです。次のウズベキスタン戦はどういうメンバーになるかわからないですけど、出たメンバーで圧倒しなきゃいけないのかなと思います」とコメント。
武藤が途中出場してから、データ的に見ても長いボールを早いタイミングで前線に送ることが明らかに増えていた。そういう意味では特徴は出せていたとも言えるが、描いていたイメージとは違うのか質問されると「いやでも、あれが一番…何て言うのかな…今の相手だとかなり引いてくる相手、この1、2戦というのは引いてくると思いますけど。決勝トーナメントとか強いチームになってくるとああいうところがかなり空いてくると思うので、お互いに攻め合うので。すごくやっぱり見てくれているのはわかっていますし。けど自分自身カウンターでミスをしたり、シュートを打てるところで長友選手へのパスを選んでしまったりと、いい判断がやっぱりできていなかったのは絶対に反省しなければいけないです。あそこで2点目を取って試合を終わらせるべく入ってきたので」と答え、「絶対に次のウズベキスタン戦の勝利に貢献するためにも、自分が点を取るであったり、僕らで勝利に導ければいいなと思っています」と、意気込みを語っている。
次戦は先発出場する可能性もあるが「そうですね。途中からの難しさもありますけど、最初から出られればね、それはもちろん自分自身にとってもいいと思いますし、とにかく泥臭く、ウズベキスタンはこの3戦の中で一番強い相手だと思うので、かなり、そう簡単に勝てる相手ではないですし、綺麗なプレーは本当に必要ないと思うので、チームのために走り続けたいなと思います」と話している。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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