パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールの父親は、同選手のバルセロナ復帰に向けた交渉を行っているという報道を「フェイクニュース」として完全否定した。
ネイマールは2017年夏に、現在のサッカー界史上最高額である移籍金2億2200万ユーロ(約276億円)でバルサからPSGへ移籍。だがここのところ、バルサへの復帰を希望していると報じられていた。
スペイン紙『エル・ムンド』は、ネイマールの代理人を務める父親が5回にわたってバルサと接触し、同選手の買い戻しを持ちかけたと報道。ネイマールはPSGに失望し、バルサに謝罪をした上で復帰を望んでいるとされていた。
だが父親はインスタグラムの公式アカウントでこれを完全否定。バルサとの接触の噂を伝えるブラジルウェブサイトのキャプチャ画像の上に「フェイクニュース」と大きく文字を入れた画像を投稿し、「フェイクニュース中のフェイクニュース」とコメントを添えた。「馬鹿げたニュース」というハッシュタグもつけている。
バルサの宿敵レアル・マドリーへ移籍するという話も含め、ネイマールにはスペイン復帰の噂が絶えない。PSGがファイナンシャル・フェアプレー遵守のため主力選手の売却を強いられるのではないかという憶測もあり、たびたび退団の可能性が取りざたされている。
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