GKは変更すべき?
2大会ぶりの優勝を狙う日本代表だが、薄氷のスタートとなった。トルクメニスタン代表とのグループ初戦では苦戦を強いられている。
序盤からボールを握り、楔のパスを前に送るも潰されてしまう。日本が攻めあぐねる中、逆にトルクメニスタンのカウンターを浴びてしまう。柴崎岳、冨安健洋の即席ボランチコンビがリスクマネジメントしきれず、スピードアップを許した。最終ラインも、斜めに走り込んでくる相手に苦労した。すると26分、遠目から強烈なシュートを食らってビハインドを背負うことに。
それでも、0-1で迎えたハーフタイムで修正し、後半は日本が反撃。56分、59分に大迫勇也が連続ゴールを決めて逆転に成功。さらに71分には堂安律が果敢な姿勢からネットを揺らした。その後PKを献上し1点差とされるなど課題も残ったが、何とか白星スタートを達成した。
アジアカップの難しさを、日本は初戦で思い出すことができたと言えるだろう。だからこそ、オマーンとの第2戦は反省を生かさなければならない。森保一監督は、どのような11人をピッチに送り出すだろうか。
GKは初戦に続いて権田修一を推す。ロシアワールドカップ組の東口順昭が12日の練習を回避したこともあるが、権田自身も“リベンジ”に燃えているはず。トルクメニスタン戦では2失点。彼に全て責任があるわけではないが、素直に勝利を喜べなかったのではないか。好セーブも見せており、状態は悪くない。今節はクリーンシートを果たしたいところだ。
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