流経大柏高校が決勝へ【写真:松岡健三郎】
【瀬戸内 0-5 流経大柏 全国サッカー選手権準決勝】
全国サッカー選手権大会準決勝が埼玉スタジアム2002で12日に行われ、14時20分キックオフの第2試合では広島県代表の瀬戸内高校と千葉県代表の流経大柏高校が対戦した。
瀬戸内は初出場ながらも快進撃を見せ、広島県勢としては10年ぶりとなる準決勝へ進出。流経大柏は準優勝に終わった昨年の雪辱を果たすべく勝ち上がってきた。
試合は序盤から流経大柏が優位に立つ。前半4分にはMF熊澤和希からの絶妙なスルーパスを受けてゴール前に抜け出したMF岡本竜がいきなりの先制点を挙げた。
さらに10分にはDF西尾颯大からのクロスに合わせた1年生MF藤井海和が追加点。早い時間で2点のリードを奪うと、42分には鹿島アントラーズ入りが内定しているDF関川郁万が強烈なヘディングシュートを叩き込んで前半を3点差で折り返した。
後半になっても流経大柏の勢いは止まらず。54分には熊澤がペナルティーエリア手前左側でボールを拾い、トラップした浮き球をそのままゴール右隅へ叩き込むビューティフルゴールでリードを4点に広げる。
決勝を見据えて関川や熊澤をベンチに下げる余裕も見せた流経大柏は、74分にも交代出場の2年生MF渡会武蔵がCKからゴール前にこぼれたボールを押し込んで5点目。5-0の大差で2年連続の決勝進出を果たした。
【得点者】
4分 0-1 岡本竜(流経大柏)
10分 0-2 藤井海和(流経大柏)
42分 0-3 関川郁万(流経大柏)
54分 0-4 熊澤和希(流経大柏)
74分 0-5 渡会武蔵(流経大柏)
【了】