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「バイエルンは敬意を欠いた」。チェルシー指揮官、若手ウインガー引き抜き狙うドイツ王者に苦言

text by 編集部 photo by Getty Images

カラム・ハドソン=オドイ
カラム・ハドソン=オドイ【写真:Getty Images】

 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、バイエルン・ミュンヘンに対して「敬意を欠いている」と非難した。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 バイエルンは現在、チェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイの獲得に動いている。しかし、チェルシー側がオファーを断り続けているところだ。

 ハドソン=オドイはバイエルン行きを前向きに考えているようだが、チェルシーも18歳の将来性を信じている。

 サッリ監督はバイエルンについて、「チェルシーと契約を交わしている選手と話しているわけだから、プロではないと思う」と口撃。「彼らは我々のクラブに対する敬意を欠いている。私はそう感じるね」と述べた。

 ハドソン=オドイがチェルシーでコンスタントに出場できない現状だが、指揮官は「上達しており、私はとても満足している」と評価。「守備面でかなり良くなった。ボールがないときの動きについて、より磨きをかけなければいけない」と、今後の課題も語っている。

 バイエルンはアリエン・ロッベンとフランク・リベリの次を担えるウインガーを探している。ハドソン=オドイはチェルシーとの契約延長に応じない姿勢と言われているが、チェルシーは引き留めることができるだろうか。

【了】

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