堂安律【写真:Getty Images】
UAEで開催中のアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す日本代表は8日、9日に対戦するトルクメニスタン代表戦を前に練習を行った。日本代表に招集されている堂安律は、練習後の取材に答えている。
まず、アジアカップ初戦を前にして「とにかくワクワクしている気持ちが大半ですし、その中でやっぱりみんなの期待があるというのもわかっていますし、それに応えなくちゃいけないというプレッシャーも少し感じながら、良い緊張感を今は持っている感じですね」と答え、ワクワクしている様子を見せた。
難しい展開も想定しているか聞かれると「もちろんすべてのことが起こり得ることだと思いますし、難しい前半になるかもしれないです。そこはすべて想定内と思えるように自分でしていきたい。本当にチャンピオンになるために簡単そうでも難しい試合だと思うので、そういう意味では乗り越えていかなければいけないです。もちろんアジアチャンピオンを目指しながらも、自分たちはワールドカップを目指していかなきゃいけないので、そのゴールを意識していくには本当に、しっかり初戦が大事だと思います」と、意気込みを語った。
ピッチ内外で長友佑都と一緒に行動を共にしていることも多いが「やっぱり日本代表の中で一番経験している選手だと思うし、僕自身、いろいろ吸収したいと思っているので。あの人とトレーニングして本当に自分のいろいろ“弱さ”に気付かされたなって。僕自身も負けず嫌いなので、そういうトレーニングをしていて悔しくなる部分もあったし、いいトレーニングをさせてもらっています」とし、“弱さ”については「体の部分もそうですし、メンタル的なところもそうですし、そもそも頭の中、考え方をすべて変えなくちゃいけないなと思ったし、僕のサッカー人生においてすごくいい出会いというか、いい人に出会えたなというのが印象です」と答えている。
アジアカップに向けて「まずはチームとしてみんなが言っているように優勝したいと思っています。もちろん簡単にはできないと思うのでしっかり勝っていきたいですけど。本当に優勝できれば僕たちの日本代表の株というのももっと上がると思いますし、アジアといえば日本と言われるような結果を残したいなと思っています」とコメントした。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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