ラッサナ・ディアラ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する33歳の元フランス代表MFラッサナ・ディアラが現役引退を考えているようだ。7日に仏メディア『RMC』をはじめとする、多くの海外メディアが報じている。
フランスのル・アーヴルでプロデビューを果たした後、チェルシーやアーセナル、ポーツマスなどイングランドのクラブを渡り歩いたディアラ。2009年にはレアル・マドリーへ移籍し、2010/11シーズンのコパ・デル・レイ制覇や2011/12シーズンのリーグ優勝に貢献。その後、ロコモティフ・モスクワやマルセイユなどの移籍を経て、昨年1月からPSGでプレーしている。今季は公式戦4試合に出場していた。
今年6月にはPSGとの契約が切れる予定となっている。しかし、それを待たずして現役引退を考えているようだ。同メディアはタイトルに「ラッサナ・ディアラはプロキャリアを終了し、間も無くプロ生活に終止符を打つ」とつけ、数ヶ月前から現役引退の意思をクラブに伝えていると報じた。
PSGからフロント入りの要請を受けたり、モナコなど複数のクラブからオファーを受けているが全て断っているとのこと。ディアラは飲料メーカー「Heroic Sport」を経営しており、様々な企業と提携して規模を拡大している。現役引退後は、会社経営に専念するつもりでいるようだ。
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