パリ・サンジェルマンのジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、かつてのチームメートの息子であるフィオレンティーナのMFフェデリコ・キエーザと対戦した時に引退を意識したという。フランス『ユーロスポーツ』のインタビューに語った。
ブッフォンは2001年に加入したユベントスの不動の守護神として長年にわたって活躍。昨年1月で40歳となり、昨季限りでの現役引退の可能性も示唆していたが、PSGへ移籍してプレーを続行している。
だが、20歳近く年齢の離れた元同僚の息子と対戦した時には引退も考えたと認めている。「フェデリコ・キエーザと対戦した時、最初は戸惑った。元チームメートの息子と対戦するのは初めてのことだった。やめる時が来たと考えたよ」とブッフォンは語った。
フェデリコ・キエーザの父親は元イタリア代表FWのエンリコ・キエーザ氏。ブッフォンは、ユーベに加入する前に在籍していたパルマやイタリア代表で同氏とチームメートとしてプレーしていた。
結局プレー続行を決め、フランスに新天地を求めたブッフォンは、同じくパルマ時代の同僚である元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子とも対戦することになった。「本当に素晴らしいことだ。彼らと対戦できるのは人生の贈り物だよ」と、長くプレーを続けているからこそ可能になった体験を喜んでいる。
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