チェルシーのセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
チェルシーは現地時間5日に行われたFAカップ3回戦の試合でノッティンガム・フォレストと対戦し、2-0の勝利を収めた。この試合がチェルシーでのラストマッチになったとみられるMFセスク・ファブレガスに向け、チームメートたちが別れの言葉を告げている。
冬の移籍市場でチームを去ることが噂されるセスクは、キャプテンマークを巻いてこの試合に先発出場。PKを失敗する場面もあったがチームの勝利に貢献し、85分に交代でピッチを去る際にはファンからの盛大な拍手で見送られた。試合後には再びピッチ上に立ち、涙を流す様子も見せていた。
本人やクラブから正式に移籍の発表は行われていないが、チームメートの言葉もセスクの退団が確実であることを証明している。この試合で2ゴールを記録して勝利の立役者となったFWアルバロ・モラタは、試合後にSNSでセスクへのメッセージを送った。
「君がいなくなることを僕がどれほど惜しむか分からないだろう。君と君の素晴らしい家族はあらゆることについて僕らを助けてくれた。本当にありがとう」とモラタはインスタグラムで投稿している。
MFエデン・アザールも試合後にセスクとの別れを惜しんだ。「彼と一緒にプレーできたのは幸運だったと言える。1年目には一緒に2冠を勝ち取った。ピッチ内でもピッチ外でもトップレベルだ。彼の素晴らしい未来を祈っている」と試合後のコメントを英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
セスクはこの試合を最後にチェルシーを去り、フランス1部のモナコに移籍することが確実視されている。モナコではアーセナル時代のチームメートだったティエリ・アンリ監督が指揮を執っている。
【了】