原口元気【写真:Getty Images】
アジアカップに向けて準備を続ける日本代表は5日、地元クラブと非公開の練習試合を行った。MF原口元気は、負傷者続出の状況も前向きに捉えている。
3-0で勝利したこの日のテストマッチで1得点を記録したという原口。MF中島翔哉が負傷で離脱となり、これまで以上に責任は大きくなるかもしれない。
原口は「翔哉はすごく残念」と前置きしつつ、「自分自身チャンスだと捉えています」とコメント。かわりにMF乾貴士が追加招集されたが、「すごく良いポジション争いができると思います」とポジティブに話した。
「僕が出るとしたら両サイド。右も含めて全員がライバルだと思う」と原口。左サイドで乾とポジションを争うことも考えており、「誰がきても自分が出るって気持ちでやりたいと思う」と、定位置確保に意欲を燃やしている。
もちろん「まずはアジアを獲ること」と結果が優先だ。「その中で森保さんの信頼というのもアジアを獲ることで強くなると思うんで、結果にこだわって、自分自身も結果にこだわってやんなきゃいけないと思います」。原口はチームとしても個人としても、アジアカップで結果を求めている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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