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「想定外への対処」に手応えの森保一監督。追加招集2人にも言及

text by 編集部

森保一
森保一監督【写真:Getty Images】

 アジアカップに向けて準備を続ける日本代表は5日、地元クラブと非公開の練習試合を行った。森保一監督が報道陣にコメントを残している。

 日本サッカー協会によると、練習試合は3-0で日本代表が勝利した。森保監督は「結果どうこうではなく、自分たちのやるべきことをピッチの中で共有できたことは、アジアカップに向けて良い練習になったと思っています」と述べ、「ケガ人が出たりしてどうするか考えたんですけど、チームとして今できる環境の中で最善のことを今日のゲームでできたかなと思います」と話した。

 日本代表はMF中島翔哉とMF守田英正が離脱となり、MF乾貴士とDF塩谷司を追加招集した。

 普段と異なるポジションでプレーした選手がいるのかと問われた指揮官は、「はい、いました」。具体的な話題は避けたが、「想定外のことが起こったときに我々がどう対処していくか、試合に臨むかっていうこと」が大事だとし、「チームとしてもそういう準備ができて良かったです」と語っている。

 追加招集の2人については、「まず実力があるということ」が条件だった。「私が代表監督になってから2人はこれまで招集がないですけど、ロシアのワールドカップでは乾ともやってますし、広島時代に塩谷のことはずっと見てきているので、2人の実力はこのチームにマッチする」と確信しているようだ。

 その上でコンディション面も考慮している。スペインでプレーする乾は「まさにシーズンを戦っているところで、コンディションも良いと思います」。アル・アインでクラブワールドカップに出場した塩谷も「12月28日までプレーしていて、そういうところでコンディション的にも実力的にも問題ないというところで招集させてもらいました」とのことだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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