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浦和の27歳MF菊池大介がJ2柏へ完全移籍。「熱心に声をかけていただき…」

text by 編集部 photo by Getty Images

菊池大介
浦和レッズの菊池大介【写真:Getty Images】

 J1の浦和レッズに所属していたMF菊池大介は、2019シーズンをJ2で戦う柏レイソルへ完全移籍することが決定した。5日に両クラブから発表が行われている。

 現在27歳の菊池は湘南ベルマーレの下部組織から2007年にトップチームに昇格。2016年まで10年間にわたって在籍(2010年はザスパ草津へ期限付き移籍)し、2度のJ1昇格などに貢献した。

 2017年には湘南から浦和へ完全移籍。1年目にはJ1で8試合に出場したほか、浦和が優勝を飾ったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)やクラブワールドカップなどを含めて公式戦合計15試合に出場した。2018年はリーグ戦9試合を含めた公式戦16試合に出場していた。

「なかなか試合に出られない時期が多かったです。初めて長い期間ケガで離脱もしました。本当に悔しく、不甲斐ない2年間でした」と菊池は浦和公式サイトでコメント。「ただ浦和に来なければ感じられなかった思いや経験できないことも沢山ありました。すばらしい出会いもありました。また今年も浦和レッズでチャレンジしたい気持ちもありましたが、新たな場所でもう一度自分自身と向き合い、這い上がり、夢に挑戦することを決めました」と移籍決断の理由を述べている。

 柏公式サイトでは、「以前から熱心に声をかけていただき、僕を必要としてくださったことに感謝しています。僕は柏のスタジアムが凄く好きです。あのピッチで躍動して、仲間と喜びを分かち合えるのが待ち遠しいです」とコメントし、J2優勝とJ1復帰に貢献することに意欲を示している。

【了】

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