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瀬戸内が初出場で準決勝進出の快挙。尚志も7年ぶり準決勝へ。選手権4強出揃う

text by 編集部 photo by Kenzaburo Matsuoka

尚志高校
尚志高校【写真:松岡健三郎】

 第97回全国高校サッカー選手権大会準々決勝の試合が5日に開催された。

 準々決勝は等々力陸上競技場とフクダ電子アリーナで各2試合を開催。12時5分キックオフの試合では青森山田高校(青森県代表)が矢板中央高校(栃木県代表)を、流経大柏高校(千葉県代表)が秋田商業高校(秋田県代表)をそれぞれ下して準決勝進出を決めた。

 続いて14時10分キックオフの試合では、等々力で尚志高校(福島県代表)と帝京長岡高校(新潟県代表)が対戦。22分に2年生FW染野唯月のゴールで先制した尚志がそのまま1-0で勝利し、2012年以来7年ぶりの準決勝進出を果たした。

 フクアリでは瀬戸内高校(広島県代表)と日本航空高校(山梨県代表)が激突。37分に左からのクロスに頭で合わせたMF吉田寛太の先制ゴールが決勝点となり、瀬戸内が初出場ながらも4強進出の快挙を成し遂げた。広島県勢の準決勝進出は2009年に優勝した広島皆実以来10年ぶり。

 準決勝は12日に埼玉スタジアム2002で開催。12時5分キックオフの第1試合では尚志と青森山田、14時20分キックオフの第2試合では瀬戸内と流経大柏が対戦する。

【了】

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