チェルシーサポーターに処分【写真:Getty Images】
チェルシーのサポーター1名が、試合中に同性愛嫌悪的な野次を飛ばしたとして、試合への入場を3年間禁止される処分を下された。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
問題とされている騒動が起こったのは昨年12月16日に行われたプレミアリーグ第17節のブライトン戦。チェルシーはアウェイで2-1の勝利を収めたが、この試合での不適切行為によりスタジアムからの退出を命じられていたチェルシーサポーターがいた。
ブライトン治安裁判所はその20歳の男性サポーターに対し、不快感や不安感を引き起こす罵倒行為を行ったとして、試合の入場を3試合禁止するとともに罰金965ポンド(約13万2000円)を徴収する有罪判決を言い渡した。
12月にはチェルシーのサポーターのスタジアムでの振る舞いが批判される出来事が相次いでいた。ブライトン戦の1週間前の12月8日に行われたマンチェスター・シティではFWラヒーム・スターリングに対する人種差別的な野次があったとされ、同13日に行われたヨーロッパリーグの試合でも人種差別的なチャントが問題視された。
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