駒野友一【写真:Getty Images for DAZN】
J2のアビスパ福岡を2018シーズン限りで退団することが決まっていた元日本代表DF駒野友一は、JFL(日本フットボールリーグ)のFC今治に入団することが決定した。4日に両クラブから発表が行われている。
現在37歳の駒野は過去にサンフレッチェ広島、ジュビロ磐田、FC東京でプレー。2016年にFC東京から福岡へ期限付き移籍したあと、翌年から完全移籍したが、昨季限りで契約満了に伴い退団することが発表されていた。
FC今治では元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めており、駒野は日本代表として2010年ワールドカップなどをともに戦った指揮官と再会することになる。また、今治の新監督には駒野のキャリア初期に広島で監督を務めていた小野剛氏が就任することも決定している。
「南アフリカワールドカップ以来、僕をもう1度信じてオファーをくれた岡田さんの力になりたいと思い、FC今治に入団することを決意しました。またプロになってからの育ての親である小野監督が指揮するということで、小野監督のもとでまたサッカーがやりたいという思いもありました」と駒野はFC今治公式サイトでコメントし、2人の存在が決断の後押しになったことを強調している。
FC今治はJリーグ参入を目指して戦っているクラブだが、昨季はJFLで年間総合成績5位に終わり、J3参入に必要な順位条件を惜しくも満たすことができなかった。2019年は再びJリーグ入りに挑戦することになる。
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