堂安律【写真:Getty Images】
日本代表は4日、今月5日から2月1日にかけて行われるアジアカップに向け、UAEで練習を行なった。日本代表の堂安律が、練習後の取材に答えている。
UAE入りしてから、スイッチが入ったか質問されると「そうですね、集まったみんなの顔を見ると一流選手ばっかりですし。ここでやるにはやっぱりしっかり自分が存在してる理由を示さないとなと思ってますし、代表のスーツ着て歩いてるともうビシってしていようと思って来ました」と、スイッチが入ったことを明かした。
アジアユースで優勝した時も中東だったが、ゲンの良い場所なのか聞かれると「あんまり調子のいい大会じゃなかったので。個人的に全てを出してあの大会をもぎ取ったと思ってないので。今回はしっかりとそういう結果を出したいですし、ただA代表なので個人にフォーカスせず、しすぎず、チームの結果をしっかり優先したいなと思います」と話している。
8年前に本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の3人が優勝に貢献したことで、みんなと比較されがちだが「そうですね。やっぱあの大会見てても簡単そうな試合は1個もなかったですし。あの当時の僕からするとこの国どこやって国と引き分けたり、PKになったりしてたんで、やっぱどうしても簡単じゃないなってのを感じてた中でプレーするっていうのはすごく自分も楽しみやし。ただここで自分が勝てれば、大差で勝ったり、圧倒的な力で優勝できれば、日本の国民のみなさんにまた実力を証明できると思うので。僕たちはそれをできると信じてますし、結果を出したいなって思ってます」とコメント。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】