長友佑都【写真:Getty Images】
日本代表は30日、アジアカップに向けた国内合宿最終日に流通経済大学との練習試合を行った。ガラタサライDF長友佑都は今回トレーニングパートナーとして参加した若手に対してもメッセージを送った。
長友は国内合宿での国内組のコンディションについて「国内組はもう少しやってもよかったんじゃないかっていうのも思いますけど、僕らも35分っていう良い時間のゲームができたんで、コンディションって意味では僕らはよかったですね」と国内組に対しての物足りなさも感じているようだ。
また、自身が経験した2011年のアジアカップ優勝を引き合いに出し「ギリギリの戦いの中でみんなが成長していって、優勝したっていうところはありますけど、すごい気持ち良い状態で入ったんですけど、結局足元をすくわれかけたってのがあって、ちょっと似てるなと思ってるんで、気を引き締めないとっていうのを経験してない若手の選手に伝えたいかなと思います」と危機感も感じているようだ。
今回トレーニングパートナーとして参加した将来の日本代表を背負っていくであろう若手について「もう日本の未来を背負ってるんでね、彼らが貪欲にこのA代表に入っても、言ったら俺が中心くらいのギラギラしたやつがやっぱ出てきてほしいんでね、まずはゴールに向かう怖さのある選手が増えないと日本サッカーも変わっていかないかなと思ってます」と期待感を示しつつも、物足りなさを話した。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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