バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
2018年の1年間を通して、欧州のクラブに所属する選手の中で最も多くのゴールを決めたのはバルセロナのFWリオネル・メッシとなることがほぼ確実となった。
メッシの所属するバルサは現地時間22日に行われたリーガエスパニョーラ第17節のセルタ戦で年内の日程を終了。この試合で1ゴールを挙げたメッシは、代表チームでの試合も含めた2018年の成績を53試合出場51得点としていた。
その時点では、ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが年内に2試合を残してメッシと5点差の46ゴールを記録していた。その後C・ロナウドは26日のアタランタ戦で1得点、29日のサンプドリア戦で2得点を挙げ、計49得点で2018年を終えたが、メッシの得点数には届かなかった。
30日にイングランド・プレミアリーグの4試合が行われるなど、リーグによってはまだ年内に試合が残されているが、現実的にメッシの得点数に届きそうな選手はいない。2017年はトッテナムのハリー・ケインに次ぐ得点数2位だったメッシだが、2年ぶりに“欧州年間得点王”を奪回することになりそうだ。
スペイン紙『マルカ』などによれば、メッシは2013年以来6年連続で年間50ゴール以上を達成。一方、C・ロナウドは2011年から7年間続いていた年間50得点達成が途切れることになった。
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