ガットゥーゾ監督と抱き合うイグアイン【写真:Getty Images】
ミランのFWゴンサロ・イグアインが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督への感謝を強調した。同選手のコメントをイタリア『スカイ』などが伝えている。
現地時間29日、ミランはSPALと対戦し、2-1の勝利を収めた。リーグ戦で4試合得点がなかったミランは、イグアインが10月28日以来となるゴールを決めて、5試合ぶりの白星を飾っている。
キャリアで最も深刻な不振に陥っていたイグアインは、試合中にブーイングを浴びるシーンも。それでも、ゴールを決めた際は感情を爆発させ、解任の噂も出ていたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督と熱く抱き合い、交代の際にはスタンドからの拍手もあった。
試合後にイグアインは「大きなゴールだし、勝ち点3は最重要だ。まわりが僕にもっと多くのことを望んでいるのは当然のことだね。そのために僕はここに着たわけだし、このプロジェクトの一員だとも感じている」とコメントした。
さらに同選手は「ガットゥーゾは常に僕をサポートしてくれた。このゴールは彼に捧げるよ」と、指揮官に感謝。ミランで戦うモチベーションは十分な様子だ。
866分ぶりにゴールを決めたイグアイン。年明けには古巣ユベントスと対戦するイタリア・スーパーカップが待っている。ここからファンが期待したイグアインがみられるだろうか。
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