昌子源【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズは29日、DF昌子源がフランス1部のトゥールーズに完全移籍することでクラブ間で基本合意に達したと発表した。
26歳の昌子は、「8年間ありがとうございました! 8年で6つのタイトルを取らせて頂き、鹿島では少ないかもしれませんが、皆さんと共にタイトルを取れたこと誇りに思います。 W杯後、海外クラブからオファーをもらい、移籍するかとても悩みました。鹿島のタイトルのため、特にACLを取るために一度はこのクラブに残ると決めました。しかし、再びオファーをもらい、海外で自分の力を試したい、サッカー選手としてもっと成長したいと強く思いました」とコメント。
「移籍については、色々な方に相談しました」と昌子。「内田選手、遠藤選手には背中を押してもらい、その中でも小笠原キャプテンに相談をした時、『お前が活躍して勝ち取ったオファーだろ! 誰になんて言われようと、行きたいなら迷わず行け!!』と言われ、この言葉で勝負しようと決めました。いつか、小笠原キャプテンのように逞しくなるために」と述べ、現役引退を発表した主将からも後押しがあったと明かした。
なお、昌子は今後、フランスでメディカルチェックを受ける予定とのこと。ここで問題がなければ、正式な契約を交わすことになる予定だ。
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